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担当:原

銀行融資

現在、銀行は企業融資に積極的ではありません。その理由はふたつあります。

第一は近年の不況の長期化によるもので、日本経済は戦後の高度成長からバブルを経て近年不況が長期化したことで、銀行が企業倒産のリスクを取れない環境となっています。
売上げ維持にも汲々とする企業が多いので、ひとつの銀行が融資先企業の倒産リスクを全て負担することができないのです。 もうバブル期のような積極的な融資はできません。既に融資している分については信用デリバティブでリスク分散しているほどです。

第二は、貸したくても貸せない事情があります。 メガバンクや地方銀行は今まで担保主義で来た時間が長いことで、 キャッシュフローに対するリスクを取る手法が確立していません。 収益力のある優良な中小企業の返済能力を個別に分析して 融資するということが困難なのです。 また、企業破綻による回収不能を1件も許さないという前提が あることも原因となっています。

そうはいってもメガバンクは収益をあげる目的で大企業よりも利ざやが稼げる中小企業向け融資を2004年度以降強化してきた事実があります。 ところが2007年度の倒産件数は11月までで3年ぶりに1万件を突破し、銀行は貸し倒れを懸念して与信管理の厳格化に動きはじめ、2007年11月末の中小向け融資残高は178兆円で前年同期比1.5%減少しました(日銀発表)。

優良な中小企業向け融資

このような環境で収益力のある優良な中小企業はどのようにして 設備投資資金を獲得できるのでしょうか。 その手段にはふたつあります。 ひとつは新しい手法で融資を行うもので、 ふたつは多数の投資家にリスクを分散する方法です。

ひとつ目の新しい融資手法には、ノンリコースローンとメザニンローンが あります。これは銀行以外の企業やファンドが融資を行うものです。

ノンリコースローンとは企業の可能性に注目して担保を取らずに融資するものです。 メザニンローンとは株式投資と銀行融資の中間のリスクを取るもので、 メザニンとは英語で1階と2階の間にある中2階を意味します。 最も安全な通常の銀行融資と企業が破綻すると投資した全額が ゼロとなる株式投資の中間のリスクをとる融資手法です。

ふたつ目の多数の投資家にリスクを分散する方法は、 不動産の価値を証券化して投資家を募る方法によるものです。

工場用地に特化した画期的な不動産金融システム

近年の優良な中小企業向けの新しい金融方式は以上のようなものが一般ですが、 シティビルプロジェクトではさらに画期的な融資を推進しています。

それは坪単価方式と名づけている方式で、 シティビルプロジェクトが企業の皆様に土地と資金をセットで提供するものです。 シティビルの物件情報一覧からご希望の土地をお客様に選んでいただき、 たとえば20年といった契約期間中に、 坪単価をもとに算出される金額を毎月支払うことで 土地を使用収益していただくものです。 土地は弊社が提携する企業(資産価値創造を目的とする投資会社) がお客様に代わって購入いたします。

坪単価方式には次のような利点があります。

第一は税法上レンタル扱いで経費計上可能であるため 土地を所有する場合の固定資産税がかからないことです。
  第二は月々の支払い金額は坪単価によって算出されるので、 融資の場合のような金利がかかりません。 先に述べたノンリコースローンとメザニンローンでは 融資を受ける企業は従来の銀行融資に比べて割高の金利負担を強いられますが、 「坪単価方式」では、お客様は弊社が提携する企業が 購入して所有する土地を借り受けるので、 融資の場合のような金利の負担がありません。

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